ファッションリングは見た目重視であり、必ずしもカップルだけが対象でなく、常に身に付けているとも限りません。一方、結婚指輪は愛の証しとして新郎新婦がそれぞれ指にはめるので、長期に渡って劣化しないものが選ばれます。また日々の生活に支障が出ないシンプルなものが好まれます。つまり品質や機能が重視されるとともに、耐久性のある素材やデザインが選ばれます。
形状が文字通りストレートであり、シンプルで目立たず飽きがこないのが特徴です。ふだん指にはめる機会が多い結婚指輪ですので、家庭内だけでなく職場でも気にならないのが人気のポイントです。新郎新婦で同じデザインに統一した場合に、男性でも受け入れやすいのも特徴の一つです。
柔らかい曲線が美しく素敵なイメージを与えますので、女性むきであるとされています。ひねりのある曲線が、指の長さや太さに依存せずに似合う特性がありますので人気です。女性はウェーブタイプを選び、男性はシンプルなストレートを選ぶといったこともできます。
前面に渡ってたくさんのダイヤモンドで装飾されたリングが、エタニティー型の結婚指輪です。見た目からも豪華な印象を与えることから、至福に満ちた日々を過ごすといった意味を持ちます。普段使いの便宜を図って外側だけが装飾されるハーフタイプのエタニティーもあります。
V字のデザインが印象的な形状ですので、指の太さや短さを目立たなくさせる効果があります。したがって、男性でも指の形状や太さを気にする方にもお勧めできるタイプとなります。その他、むしろU字型と表現しても良いような形状が緩やかなものも含まれます。
幅広タイプは面積が広く目立ちますので、デザインが強調されて見える傾向があります。刻印もしやすくデザインのバリエーションが増えますので、おしゃれ指向の方に喜ばれます。ただしデザイン重視の男性が選ぶことが多いと言えますが、職場では目立つのでふだん使いには敬遠されることもあります。
結婚指輪は婚約指輪に比べてシンプルなものを選ぶ傾向があります。10万円~30万円の価格帯のものを購入する層が過半数を超えますので、これを購入費用の価格相場と考えて良いでしょう。ただし、婚約指輪にお金をかける方が多いためか、結婚指輪の費用を10万円未満とする方も3割近くいます。ただし10万円未満の価格帯では、購入後の結婚指輪に不満を持つ方も少なからずいますので、ある程度のお金をかけた方が良いという意見も一部にあります。
また、一般によく言われる給料の3ヶ月分で購入する場合は、高価な価格帯に属する少数派であると捉えることができます。